前回、私の同僚の女性と、私の友人との飲み会をセッティングし、私の友人の奇行に戸惑ったという話をした。
前回の記事はこちらです。
この男性とは長く友人であり(小学校からの友人)、長く彼を見てきたが、初めて会った時に出たような奇行がある人ではなかった。
これは緊張をしていたようで、彼自身も、「7年前に付き合った女性に似ている。なんか緊張してしまった。」と話していた。
7年前に付き合った女性に似ているとかいらないと思ったが、なるほど、そういう理由で余計緊張してしまったようである。
しかし、振り返るとお互い出会いを求めての飲み会であり、振る舞い方をもう少し準備してほしかったというのが正直なところだ。
今回は、婚活していく人に共通して大事な2点について述べたいと思います。
一期一会、だからこそ準備しよう
婚活で女性と話すのが苦手で、自分は段々と女性と話すことができるようになっていく、時間が必要と話す男性がいますが、これは婚活では大変不利です。
婚活と女性と会う時、一期一会、二度目はないかもしれないという気迫で会わないといけません。
確かに何回か会っていくうちに女性とも慣れてきて会話ができるようになるということは、わかります。
しかし、それは学校や大学での恋愛では有効ですが、婚活では有効ではありません。
毎日のようにその女性と会うことができ、段々とその女性と話すことが苦手でなくなり、自然と会話できるようになる。
そのような学校や大学、サークルなどの定期的に会える環境にある場合は、そのようなスタンスでOKです。
しかし、こと婚活では、1回目でほぼ勝負が決まってしまいます。
この男性と次も会おうかどうか、女性は見極めています。
結婚相談所で女性と会う時もそうですが、こうした友達の紹介の際にも、2回目はない、1回目で決めろというぐらいの気迫が必要です。
決めろというのは、別に1回目で告白するというのではなく、1回目で自分のことをわかってもらうぐらいはするという気迫です。
自分の趣味や仕事について話すことを準備し、それをしっかり話していく。
話すことが苦手な男性もいますが、相手の女性と会った時に、大学生のノリのように、その場を盛り上がらせるようなトーク術を持っている必要はなく、それよりはむしろ、自分のことを相手に伝えようとしたかの部分が大事になってきます。
たとえ盛り上がらなくても、相手に自分のことを少しでも伝えられたか、伝えようとする気迫が大事です。
初めて会った瞬間、相手の女性のことを少しでもいいと思ったら、相手のことも聞くと同時に、自分についても知ってもらうように話していきましょう。
伝えようとする気迫が、相手の女性にとっては好感が持てますし、私のために色々一生懸命話してくれているなと感じて好印象だそうです。
そりゃ、途中で話が途切れることなんてしょっちゅうですよ。
初めて会っているんですもん、笑いがあって、話が途切れないなんて難しい。
話は途切れるし、沈黙があるけれど、それでも話の中で自分のことをわかってもらおうと、少しでも話そうとしたということが大事です。
趣味や仕事のこと、好きな食べ物など、事前に自分の紹介を整理しておき、会話の中で相手の話を聞き質問もしつつ、自分のことも話していってください。
婚活で1回目の会話についてはこちらに、より具体的に記載してあります。
そうしてみていくと、私の友人の男性は、一期一会ということを認識していなかった、自分について話す準備をしていなかったということがあります。
私の同僚の女性なので、これからも私を介して会えるかもしれない、徐々に親しくなっていき、会話もできるようになっていくだろうと思っていたかもしれません。
ただ、出会いは一期一会、2度目があるなんて保証はどこにもありません。
だからこそ、しっかり自分のことをアピールするように努力すべきでした。
男性の方はその女性のことをいい方だなと思っていたみたいですが、それが全く行動に現れず、これでは2回目に会えなかったら後悔だけが残ります。
男女は相性なので努力しても2回目に会えないかもしれない。
そこは仕方ないですが、少なくとも努力せずには恋愛の神様も救ってくれません。
相手の女性も、「会話は苦手そうだけれど、私の話をしっかり聞いてくれたし、私に自分のことを話そうとしてくれていた」と思ってもらわないと先に進みません。
友達の紹介にしろ、結婚相談所にしろ、基本的に同じです。
出会いなのですから、一期一会を自覚して準備し、伝えるよう努力しましょう。
私の友人のその後
私の友人と、私の同僚の女性との話であるが、その後、食事に行くことになった。
もう2回目は難しいと思っていたが、同僚の女性に、紹介した次に日にどうだったか聞いてみると、「物静かな人なのかなと思ったけれど、もしよかったら金魚のアクアリウムとか行ってみたいな」ということであった。
金魚のアクアリウムについて話している時に、彼もいきいき話していて、それが印象に残ったとのこと。
旅行の話ももう一度会って聞いてみたいと話していた。
彼は旅行会社勤務であるが、旅行の話の際は全く自分の仕事の話をせず、これは困ったと私は思ったが、金魚のくだりで、お互い話ができていたし、彼も熱心に話をしていたので良かったのだろう。
金魚の話(アクアリウム)でお互いに盛り上がったのだが、まずは食事でもしてお互いを知っていきましょうと食事をすることになったようだ。
確かに、いきなりアクアリムをあまりまだ知らない人と行っても、お互い緊張しているかもしれないし、もう少しお互いのことを知ってからでないとアクアリウム行っても楽しめないし、最初に会った時はほとんど喋れなかったので、食事に行ってお互いのことを話ができるといいなと思った。
婚活では、1回目に会う時はランチにし、2回目に会う時はディナーにし(1回目に会った時に、相手の女性が好きな食べ物を会話の中で聞いておき、次のデートの時にはその食べ物を食べに行く)、3回目には食事以外の要素を取り込む(水族館に行ったり、テーマパークに行ったり)と、相手との距離が少しずつ縮まって良い。
2回目に夕食に行くのは良いと思ったが、次は、会話の内容の準備をしていってくれるとと願う。
同僚の女性と話をしていく中で、ある言葉が気になった。
「あんまりこっちを見て話をしてくれなかったし、話もしたがらない様子だったし、私、あんまりダメだったのかもしれない」
この言葉を聞いて、彼は緊張していたし、女性に慣れていないということを説明したが、次に会う時にまた同じような感じだと、今度こそ次はないなと思った。
連絡先は、自分で聞こう
もう1つ、彼の行動を見ていて思ったことは、相手の連絡先は自分で聞いてくれということ。
結局、初めて両者が会った時に、最後それでも連絡先を交換するのかなと思った。
あまり会話がなかったが、それでも最後はLINE等の交換をするのかなと思った。
それも、男性の方から「連絡先交換しませんか?」等を言うのが普通だろう。
しかし、彼はそれをやらなかった。
そこは緊張していたということはあるかもしれないが、それでも自分が気になっているのなら、男性の方から言うべきだ。
私の友人は帰り、私と一緒に帰ったが、「○○(私の名前)、LINE交換してないんだけれど」と言ってきた。
私は、「そういうの自分でやれよ。気になっているんだったら、自分から聞けよ。なんで聞かないんだよ」と言った。
連絡先を聞かなかったことも、同僚の女性にとっては、「どうも相手の男性は連絡先も聞かなかったし、私のことダメだったんだろうな」と思わせてしまった一因であったし、彼には語気を強く言ってしまった。
小学生ではないんだから、自分が気になった女性の連絡先ぐらい、自分で聞きましょう。
気になっているなら、自分の言葉で、連絡先交換を言いましょう。
そういう姿勢を女性は見ています。
少なくとも、気になっているのに連絡先交換を提案せずの姿勢では、相手に全く自分の気持ちが伝わりません。
彼と同僚の女性の場合、女性の方から、「もう一度話してみようかな」と言ってくれたので、私が介してLINE交換をしたのですが、婚活って気になっているのなら自分から動かないと何も始まらないわけで、それは恋愛でも一緒でしょう。
結婚相談所では出会いはあるけれど、その後は恋愛。
相手のことを好きになり、愛おしくなり、結婚する。
友達の紹介も同じ。出会いはきっかけに過ぎません。
出会いは提供できるけれど、その後は、自分からなんでも動かないと、赤い糸もほどけちゃう、切れちゃう。
同僚の女性と、彼とも、もしかしたら赤い糸で結ばれているのかもしれない。
それでも自分から動かないと、赤い糸でも切れちゃうことがある。
自分から手繰り寄せないと、頑張ってほしい。
男だったら、好きだったら、ガツンといけや!!頑張れや!
(written by ブ男)(ブ男もオーネットで婚活し、結婚しました)